2018年7月5日木曜日

【学生記事】M・ビティヒ先生インタビュー

Guten Tag!
いかがお過ごしですか?

梅雨も明けてしまいもう七月、、、夏ですね!

期末試験を乗り越えれば夏休みの到来です。
もうひと踏ん張り、がんばりましょう!

さて、今回私はM・ビティヒ先生にインタビューをしてきました。
目的は記事を書くことでしたが、私自身お話を通していろんなことを学ばせていただきました。モチベーションがうなぎのぼりです。
読んでくださる方にとっても良い刺激となればうれしいです、それではどうぞ。



―日本に関わったきっかけはなんですか?―

子供の頃からアニメを見ていましたね。キャプテン翼とかアタックナンバーワンとか。最初はアメリカのものだと思っていたけど後で日本のものだって気づいた。16歳くらいの時にドラゴンボールの漫画が出て、当時は40マルクしてお高かったけど読んでいたね。で、次にゲーム。ファイナルファンタジーセブンが出た時やりた過ぎて日本語分からないけどやった。10時間くらいはできたけど結局読めないから何すればいいか分からなくなって諦めた(笑)それから歴史に興味持って、最後に文学。一度日本に行きたいと思ったから奨学金もらうためにもりもり日本語勉強したよ。
要するに
アニメ→漫画→ゲーム→歴史→文学
ていう流れで日本に興味持ったね。



―ほうほう。それでは日本のどういうところが魅力的ですか?―

文学ですね。本を読むのが好きなので、芥川龍之介とか太宰治とか「なんであの人たちは若くして亡くなったのにこんな深くかけるの?」って思わされる。書き方がぎっしりだから何回読み返しても必ず新しい発見がある。ドイツ語で読める日本の作品は片っ端から読んだよ。文学に対しての愛は多分死ぬまで消えないし、これからずっと文学の世界から出られないと思う(笑)
あとお寿司が好き。昔は魚に興味なくて、お寿司の魅力を理解し始めたのは4、5年前。やばいですよ、美味しい。


―なぜ教授になろうと思われたのですか?―

やりたいことがずっとわからなくて。僕は本が読みたい。そうすると翻訳者か大学に関わることか出版社しかない。一番最初は翻訳者になりたかった。でも今まで趣味だったものが仕事になって〆切に追われるし、さらにお金は入らない。日本語できる人は少ないのになんでドイツで出るお金少ないんだろうってみんな不思議に思ってた。それで大学に残りながら何か見つけられればいいなと思ったから応募したら採用してくれた。70歳まではここにいれるかな(笑)


―語学をする上で大事なことは?―

話すこと。僕も最初は間違えるのが嫌で話したくなかったけど、話しまくることで話すスピードをどんどん上げることができた。ある程度話さないと進まないし、話せば覚えたくなくても覚える。だからできれば早い段階でドイツ語で会話できる人を見つけたほうがいい。そして人と話すのは楽しいよ。


―ドイツ語学科の生徒に一言お願いします。―

メッセージですか?えー、最初の方はつらいとわかってます。そしてつまらないし、朝の一限の授業が多い。遊びたい気持ちもわかります、東京近いし。でも僕が友達から言われたのは「ワークハードプレイハード」偏ってたら楽しくない。自分のペースを見つけてちゃんと勉強しながら遊べばすごい楽しい生活になると思う。ドイツ語は特に最初の方は文法の授業が多いけど、それを乗り越えたら楽しさが一気に増える。今は身に着ける段階だけど半年も経てば学んだドイツ語をツールにできる。
まとめると、最初のつらい時期をがんばってください、そのあとめっちゃ楽しくなるから。

―ありがとうございました!―

もりもり勉強ってなんだか響きが好きです。
私も流暢なドイツ語を身に着けられるようもりもり勉強します!!


ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回はインタビュー第二弾です!
どなたかはお楽しみに。

それではTschüss!


Schokolade


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