『帰ってきたヒトラー』(原題:Er ist wieder da)
監督:デヴィット・ヴェント(David Wendt)
ギャップに笑い、まっすぐな情熱に惹かれ、
正気と狂気の一線を見失う−。
歴史上<絶対悪>であるヒトラーが現代に蘇り、モノマネ芸人と誤解されて引っ張り出されたテレビの世界で大スターになるという大胆不敵な小説が2012年にドイツで発売。絶賛と避難の爆風をくぐり抜け、国内で200万部を売り上げた。その後世界41ヵ国で翻訳、権威あるタイムズのベストセラーリストでも堂々No.1に輝いた問題小説が、まさかの映画化!
ドイツではディズニーの大ヒットアニメ『インサイド・ヘッド』を抑えて第1位を獲得した。
主役を演じるのは、リアリティを追求するために選ばれた無名の実力派舞台俳優。ヒトラーに扮した彼が街に飛び込み、実在の政治家や有名人、果てはネオナチと顔を合わせるというアドリブシーンを盛り込み、センセーショナルな展開と、原作とは違う予測不能な結末は、一大ブームを巻き起こした。
第二次世界大戦から70年が経ち、全てが変わった現代社会で、あの頃と変わらぬ思想とともに生きる男が繰り出すギャップに笑い、かつて熱狂的に支持されたままの、誰よりも愛国心に富んだまっすぐな情熱に惹かれ、正気と狂気の一線を見失っていく現代の人々の危うさ−。そうきっとスクリーンの前で笑っているあなたも。
モラルと背徳の狭間ギリギリの危険なコメディ、あなたの<足元>がグラつく。
(公式サイトより)
当時のトークセッションのチラシはこちら
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