東ドイツ映画が獨協にやってくる!?
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今週15日(金)に「東ドイツ映画祭@DOKKYO」が下記の要領で開催されます。もともと本学特任教授である上田先生とドイツ映画文化発掘フェスティバル実行委員会の尽力により昨年12月に静岡で開催された「ドイツ映画文化発掘フェスティバル」にて公開された東ドイツ映画が獨協大学にて上映されることになりました!秋野先生が担当されている全カリ講義「ドイツ語圏のメディア文化b」との合同開催となりますが、この日は学内外の学生・一般の方々も自由に参加いただけます。
今回の映画祭で上映されるのは、1974年に旧東ドイツで制作された「嘘つきヤコブ(Jakob der Lügner)」です。当時、ベルリン映画祭(西ドイツ)銀熊賞を受賞し、東ドイツでは唯一、米アカデミー外国語映画賞にもノミネートされた作品です。さらに、1999年にはアメリカで「聖なる嘘つき、その名はジェイコブ」としてロビン・ウィリアムズ主演でリメイクもされています。残念ながら、現在日本での販売やレンタルがされていないため、今回の上映は日本語字幕付きで鑑賞できる数少ないチャンスです(首都圏での公開は初!)。この機会にぜひお見逃しなく!
映画あらすじ:
「大きな希望を紡ぐ小さな嘘」
―あなたなら、どうしますか?
舞台は第二次世界大戦下のポーランド。ユダヤ人隔離地域(ゲットー)で希望の見えない毎日を送る仲間を励まそうと、ヤコブは小さな嘘をつく。彼がついた小さな嘘は、仲間の大きな希望となり……。
更なる詳細は字幕翻訳を担当された吉川さんのBLOGにて>>こちら
Copyright: DEFA-Stiftung, Herbert Kroiss
さらにこの映画祭では特別に、ドイツ語字幕翻訳の吉川美奈子さんをお招きし、講演をしていただきます。吉川さんは「ハンナ・アーレント」、「ぼくらの旅路」、「東ベルリンから来た女」、「あの日のように抱きしめて」、「コッホ先生と僕らの革命」など、近年日本で公開されたドイツ語圏の代表的映画の字幕翻訳を担当されています。もちろん今回上映される「嘘つきヤコブ」も吉川さんによるものです。吉川さんには、東ドイツの映画会社DEFA(>>wikipedia)に関するお話、映画字幕の裏話、今回のフィルムがはるばる日本に来るまでのエピソード、シネマフォントに隠された秘密、ヤコブの見どころと監督のエピソードなどなど、楽しいお話をたくさんしていただく予定です。
ドイツ映画に関する更なる情報は吉川さんのブログやドイツ映画文化発掘フェスティバル実行委員会のサイトをご覧ください!
吉川さんのブログ「ほにゃく犬の字幕ほにゃく日記」:http://deutschali.exblog.jp/
ドイツ映画文化発掘フェスティバル:http://www.psys-d.com/fes/
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東ドイツ映画祭@DOKKYO
会場:獨協大学天野貞祐記念館・大講堂 >>アクセス方法
定員:500名(入場無料・申込不要)
主催:獨協大学外国語学部ドイツ語学科(担当:秋野 有紀 本学専任講師)
協力:ドイツ映画文化発掘フェスティバル実行委員会
定員:500名(入場無料・申込不要)
主催:獨協大学外国語学部ドイツ語学科(担当:秋野 有紀 本学専任講師)
協力:ドイツ映画文化発掘フェスティバル実行委員会
みなさまのご来場をお待ちしております!
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