2007年3月25日日曜日

クラウスの独り言 3

 もうだいぶ暖かくなって、午後の散歩のときはいつも着ているボクの暖かい毛皮も必要なくなってきました。とは言っても簡単に脱げないですけど。
 さて、ワインの話ですが、ドイツワインがフランスやイタリア、スペインなどの他のワインの産地と比べて上質でデリケートなものが多いと先日連れが言っていたのはすでにお話しました。この前、ボクを連れて散歩しながら話すのは、ドイツワインは摘み取りの時期と熟度で格付けがされているということでした。何だかその格付けによって、いろいろとあるというのです。その等級とは・・・
 Ⅰ.Tafelwein(ターフェルヴァイン) 一般のテーブルワイン
    これはさらに3段階に分かれますが、低品質で、生産される量は全体の5%あ    
   まりでしかないそうです。
 Ⅱ.Qualitätswein (クヴァリテーツヴァイン) 上質ワイン
    このうちの一つはQualitätswein bestimmter Anbaugebiete (特定栽培地の    
   上質ワイン)といわれ、ドイツで指定されている13の生産地域のワインで、一般
   にQualitätswein b.A. とかQ.b.A.(クー・ベー・アー)として、ワインのラベルに
   表示されています。この表示があるのは上質ワインですから、安心して、美味しく
   飲むことができるのだそうです。
  もう一つはQualitätswein mit Prädikat (クヴァリテーツヴァイン ミット プ
   レディカート)というドイツに独特の、いわゆる「肩書き」のついた上級品質ワイ
   ンです。これには5段階の肩書きがあり、これを知っていると本当にドイツワイン
   を楽しむことができ、ラベルを見るのが楽しみになるといいます。

 この「肩書き」の話は、またボクの連れと散歩したときに聞いてみなさんにお知らせします。楽しみにしていてください。クラウスの独り言でした。


(ボクがクラウスです)

(ライン川河畔の斜面に広がるブドウ畑)


(伝説のローレライの岩)

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