2007年2月15日木曜日

クラウスの独り言 2

 昨日いつもの散歩から帰ると、僕の連れはワインを飲み始めました。前にも書いたとおり、彼はワイン、特にドイツワインが好きなのです。僕自身はお酒が まったく飲めないものですから、そのおいしさはよくわかりません。でも彼が言うところでは、ドイツの葡萄酒、つまりワインは格別なのだそうです。  ヨーロッパのワインはフランス、イタリア、スペインを始めハンガリー、ギリシャなどたくさんの産地がありますが、なぜドイツワインが格別においしいのか と不思議に思っていましたら、食後ゆっくり寝そべっていた僕のところへ、上機嫌の彼がやってきて、少し酩酊口調で言うのです。
 「ねぇ、クラウ ス、ドイツワインはね、やわらかい日差しをゆっくり長い時間をかけて浴びるからおいしいんだよ。だってね、ドイツ中部のシュットゥットガ ルトの平均気温は年間で最低気温6度から最高気温12度くらいなのさ。だから日差しの強いイタリアやフランスでできる葡萄(ぶどう)と比べてやさしくて、 穏やかなんだよ。」
下の写真は彼がこの前ドイツに行ったときにとってきたブドウ畑の写真です。
ワインのおいしさについては、また今度聞いたらお話しますね。


(ドイツ中部Weinsbergのブドウ畑)

クラウス

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