ドイツ語圏に留学中の獨協大学生等が「外国での生活と学び」をテーマに、留学先での経験や今後について約4時間にわたり熱く楽しく語り励まし合いました。
シンポジウムには、客員教授としてこの冬 Duisburg Uniで教鞭をとっておられた本校のWerner教授、獨協大学の留学生では Lüneburg Uni から1名、Münster Uniから2名Duisburg-Essen Uniから3名の出席がありました。
また2006年秋に獨協大学に留学されていたMichaelaさん、2007年春に獨協で学ばれていたMariusさんもかけつけてくれました。
さらにWerner先生の授業に出席されていたHungさん(台湾出身・社会学博士課程)、Ivaさん(セルビア出身・経済学博士課程)のお二人も参加され、それぞれの留学体験やドイツでの生活について語ってくださいました。
留学生活編ではドイツ・外国人局での仁義なきタライ回しとの戦い、寮や下宿先での問題‐シャワーのお湯でないんですけど‐にどう立ち向かっていったか、友達が欲しい!スポーツクラブでの出会い、インターンシップを自力で開拓!ギムナジウム編・語学学校編 などの経験が話し合われました。
勉学編ではドイツと日本での授業の進め方の違いに戸惑いつつも果敢に挑戦し成果を収めていく姿が語られました。授業について行くための・学生間の討論にくらいつくための工夫、授業でやっちゃった失敗やボケ、発表までの苦労と手ごたえなどがユーモアを交えて披露されました。
これからのドイツ語圏留学生のために獨協大学にできることはなにか、というテーマでは自らの体験をもとに様々な意見が出されました。
獨協大学はドイツ語圏に6つの協定校があります。交換留学はもちろん認定留学やインターンシップ、語学研修などドイツ語圏で学ぶ・職業体験をする機会を数多く提供しています。ドイツ語学科に在籍する学生の大部分が卒業までにそれぞれドイツ・オーストリー・スイスでの生活や学びを体験しているといっても過言ではないでしょう。
これらの学生のためにより高度なドイツ語コースを大学は提供できるのではないか、との意見には何人もの学生が肯きました。同時に、多様な学生の希望に大学がどこまで対応できるのか、大学の限界と本人の努力についても意見が交わされました。
今後については、留学期間を1年延ばしさらに学問を深め成長していきたい、将来はドイツ語圏で出版される日本文化の翻訳に関わっていきたい‐あまりにも誤訳の多い現状を私が変える!‐など意欲的な決意が聞かれました。
人生も学問も 張り切ってまいりましょー
桂林荘雑詠示諸生(けいりんそうざつえい しょせいにしめす)
広瀬淡窓
休道他郷多苦辛(いうをやめよ たきょう くしんおおしと)
同袍有友自相親(どうほう ともあり おのずから あいしたしむ)
柴扉暁出霜如雪(さいひ あかつきにいづれば しも ゆきのごとし)
君汲川流我拾薪(きみは せんりゅうをくめ われは たきぎをひろわん)
同袍有友自相親(どうほう ともあり おのずから あいしたしむ)
柴扉暁出霜如雪(さいひ あかつきにいづれば しも ゆきのごとし)
君汲川流我拾薪(きみは せんりゅうをくめ われは たきぎをひろわん)
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