ドイツ到着翌日3月25日は、ドイツでも季節外れの大雪に見舞われ、どうなることかと思っていたら、4月に入ると今度は季節外れの快晴続き。そしてドイツでは一番いい季節の5月。マイヴェッター(Maiwetter)といわれるように、5月は本来ならば比較的良い天気が続くはずなのに、今年はドイツも異常気象なのか、どうも安定しません。ここ2週間は、良い天気だなと思っていると、一天にわかにかき曇り、ものすごい雷とともに大雨が降る始末。場所によっては雹や、竜巻までも起こっている。Maiwetterはどこにいってしまったのでしょう?
夏学期(Sommersemester)が始まったばかりなのに、4月の半ばに休暇になってしまいます。学校関係では、これが終わってやっと新学期という感じでしょうか。復活祭についてはもう知っている人も多いと思うので、ちょっと別の観点からOsterfeuerという行事を取り上げてみようかと思います。復活祭の時期に町のHPを見ていたら、Osterfeuerの開催場所という記事を見つけました。何をするんだろうと思って調べてみると、日本でいうところの「どんど焼き」、あるいは「大文字焼」の方がぴんと来る人は多いのでしょうか。復活祭の週末土曜・日曜に行われる行事だそうで、キリスト教の行事というよりは、土着の信仰と結びついたもののようです。町のそれぞれの地域(Gemeinde)が中心になって行われているようです。土曜には近くの地域が炊いている炎がいくつかみえました。
日曜には、私のアパートのある地域でも行われるということだったので、見物にいってきました。昼閒には、写真のような状況でしたが、
日が暮れるころには、地域の人々が三々五々集まってきて、準備が始まります。
この頃になると、日暮れはもう8時すぎになるので、点火されたのは8時半頃だったと思います。
積み上げられた枝や木々に次第に火が回って、大きな炎に変わっていくのはなかなか幻想的でした。